「歴史的!」「審判は間違いを認めた!」 クラブW杯、鹿島先制PKのビデオ判定を海外メディアも一斉報道

レアルの地元紙は「カシマ・アントラーズにとっては喜びとなった」

 鹿島アントラーズがFIFAクラブ・ワールドカップ(W杯)準決勝アトレティコ・ナシオナル戦、FIFA主催大会で初導入されたVAR(ビデオアシスタントレフェリー)でPKを獲得して先制点を奪った。この歴史的な判定は海外メディアでも一斉に報道されている。

 PKや判定などでビデオ判定となるVARが適用されたのは前半30分のことだった。鹿島は同28分に左サイドで直接FKを獲得、キックは一度クリアされてプレーは続けられたものの、この際、DF西大伍が相手DFに足を引っかけられていた。

 これがPKなどの判定をビデオで確認するVARの対象となり、PK判定が下った。このPKをFW土居聖真が成功させ、押され気味だった鹿島が1-0と先制に成功した。

 この判定について、ヨーロッパ代表レアル・マドリードの地元紙で知られる「マルカ」は速報で報じた。「初となるビデオアシスタントレフェリーの使用! 審判は間違いを認めた!」とのタイトルを打ち、「議論の余地はないが、クラブ・ワールドカップ準決勝で、アトレティコ・ナシオナルはペナルティキックを取られることになった。それはカシマ・アントラーズにとっては喜びとなった」と記している。

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