磐田に所属していた藤田氏、金園氏がジーコ氏を訪問

　かつて鹿島アントラーズやブラジル代表の10番として活躍した“神様”ことジーコ氏が、自身の公式インスタグラムを更新。日本代表で10番を背負った男からの訪問を明かしている。

　ジーコ氏は、Jリーグ草創期の鹿島に加入し、クラブやリーグの発展に大きく寄与。指導者へ転身後は、日本代表監督も務め、2006年のドイツ・ワールドカップ（W杯）出場権獲得と本大会での指揮を経験するなど、日本サッカー界に尽力した。

　現在は古巣鹿島のクラブアドバイザーを務め、今年5月に一度来日している。その後、ブラジルに戻っているジーコ氏が自身のインスタグラムで元Jリーガー2人の訪問を報告している。

「元日本代表で、現在はJ1復帰を目指して戦うジュビロ磐田のスポーツダイレクターを務めるフジタが訪ねてきてくれた。なんとも嬉しく、幸せなことだ。また、ジュビロのスタッフ（スカウト）であるゾノも来てくれた」

　藤田氏はMFとして史上初のJ1通算100ゴールを達成し、ジーコジャパン時代には中村俊輔氏が招集されなかった試合では主に10番を背負ってプレー。2022年から古巣磐田のスポーツダイレクターを務める。その藤田氏のほかに、元Jリーガーで現在は磐田スカウトを務めるFW金園英学氏の訪問も受けたという。

　投稿では、藤田氏、金園氏とそれぞれ磐田のユニフォームを手にした2ショットが掲載されており、ジーコ氏も満面の笑みを浮かべていた。