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36歳メッシが見据えるキャリア終盤の人生プラン 母国の“古巣”復帰の可能性は?
MLSインテル・マイアミとの契約は2年半
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、昨年にカタール・ワールドカップ(W杯)を制して世界一のタイトルを獲得した。米スポーツ専門局「ESPN」のインタビューで、今後のキャリアプランについて話している。
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アルゼンチン代表は昨年のW杯大会初戦でサウジアラビア代表に敗れる番狂わせで不安視されたが、メッシがセンターフォワードに入って守備の負担を軽くされつつ攻撃で決定的な仕事をする形でリオネル・スカローニ監督がバランスを確立し、決勝のフランス戦でも2得点するなど最終的にPK戦で勝利しての優勝をキャプテンとして成し遂げた。
そのメッシは現在、米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミでプレーしている。昨シーズン限りでフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)を退団したが、マイアミでの現在について「サッカーをするのが好きだし、それを愛している。今は違う道を歩き始めたけど、それこそ僕がマイアミに来ることを決断した理由だ。引退のことは考えていないし、考えたくもない。その大好きなことを続けたいからね。ヨーロッパを離れてここに来たことで、僕は重要な一歩を踏み出した」と話している。
一方で、幼少期を過ごした母国のニューウェルズ・オールドボーイズでプレーする可能性について「いつもそのアイデアは頭にあるし、W杯に優勝してからは以前より大きくなった。アルゼンチンサッカーをニューウェルズでプレーすることで楽しみたいよ。でも、どうなるかは分からないね」と、含みを持たせている。
そして、代表チームでの今後について「コパ・アメリカのことは頭にある」と、2024年夏に開催される南米選手権については出場に前向きな言葉を残す。一方で、26年に北中米3か国共催となるW杯については、「コパ・アメリカのあとのことは、様子を見てみよう。自分の感覚次第だ。その感覚は日に日に変わるものだし、3年もある。自分のプレーレベルが下がっている実感はないけど、現実として僕は年齢を重ねているし、1000試合以上に出場してきた。時間はみんなに平等なんだ」と、慎重な姿勢を示した。
6月に36歳となったメッシのキャリアが終盤なのは間違いないが、インテル・マイアミとは2年半の契約を結んだばかり。サッカー界に多くの伝説を残してきたメッシが次のW杯まで現役を続けているのかは、アルゼンチンのみならず世界中のサッカーファンにとっても注目事項になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)