CL敗戦セルティック、エース古橋ら低評価 「輝きを放った」及第点の日本人選手は?

古橋亨梧はスタメン出場も不発に【写真:ロイター】
古橋亨梧はスタメン出場も不発に【写真:ロイター】

CLグループステージの第1節でフェイエノールトに0-2完敗

 スコットランド1部セルティックは現地時間9月19日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージの第1節でオランダ1部フェイエノールトと対戦。2人の退場者を出し、0-2で敗れた。日本人選手はFW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央の3選手が先発し、MF岩田智輝が途中出場を果たした。現地メディアでは前田が及第点の評価だった一方、他3選手は厳しい評価が下されていた。

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 敵地に乗り込んだセルティックは成す術なく敗れた。前半終了間際にケルヴィン・ステングスに先制ゴールを許すと、後半18分にスウェーデン代表DFグスタフ・ラガービエルケが退場して数的不利となる。さらにその5分後には途中出場のDFオーディン・チアゴ・ホルムも退場に。11対9での戦いを強いられる展開となった。

 同31分にはイラン代表FWアリレザ・ジャハンバクシュに追加点を決められ、セルティックはそのまま0-2で完敗。CLのグループステージで黒星スタートとなった。

 日本人選手では先発した古橋、前田、旗手が先発出場し、いずれも途中交代。岩田は後半22分に古橋との交代で出場していた。チームが敗れたこともあり、現地メディアの評価も全体的に低めだった。

 「Glasgow Live」の選手採点では旗手と古橋が5点、岩田が4点。唯一及第点だった前田が6点だった。前田は「右サイドで疲れ知らずの働きを見せたが、技術的なクオリティーを示すことはできなかった」と評されている。

 「The Herald」の採点も同様に旗手と古橋が5点。途中出場の岩田が4点。前田が6点だった。

 旗手は「アップダウンの激しい試合。攻撃面では相手の危険になるプレーも見せたが、ポゼッションでは緩みを見せ、味方にプレッシャーを欠ける場面が何度もあった」とポゼッション面での低調さを指摘された。古橋は「ほとんどボールを受けることができず、フラストレーションの溜まる夜だった」と不完全燃焼に終わった。

 前田については「この日本代表は輝きを放っていた。彼のプレッシングが問題を引き起こした」と持ち味である前線からのプレスが機能していたと高評価を与えられていた。チーム全体として低調だったなかで、好印象を残した数少ない選手の1人となっていたようだ。

 初戦で手痛い敗北を喫したセルティック。10月4日のグループステージ第2節では日本代表MF鎌田大地が所属するイタリア1部ラツィオと本拠地で対戦する。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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