セルティック古橋は「脅威を常に…」 CL対戦フェイエ指揮官が警戒「我々にとって不運」

セルティックの古橋亨梧【写真:ロイター】
セルティックの古橋亨梧【写真:ロイター】

CLセルティック戦へフェイエノールト監督が古橋に言及

 オランダ1部フェイエノールトを率いるアルネ・スロット監督がUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ初戦で対戦するスコットランド1部セルティックのエース、日本代表FW古橋亨梧を「彼らのベストプレーヤーの1人」と絶賛し、警戒感を強めている。英紙「デイリー・レコード」が報じた。

 フェイエノールトは昨季6季ぶりにリーグ優勝を果たし、オランダ王者としてCLに参戦する。セルティック、スペイン1部アトレティコ・マドリード、そして日本代表MF鎌田大地が所属するイタリア1部ラツィオと同じグループEから決勝トーナメント進出を目指す。

 初戦でセルティックを本拠地に迎えるなか、スロット監督はスコットランド王者のエースストライカー、古橋について言及していた。古橋は1得点1アシストを決めた前節ダンディー戦(3-0)の途中に肩を負傷したが、フェイエノールト戦には問題なく出場できる見込みだ。

「ロジャーズ(セルティック監督)が彼はプレーできると言っていたのを読んだ。彼はセルティックの素晴らしい選手だから、我々にとっては不運だ。彼が先発するかどうかは気にしない。彼は日本にいた頃から素晴らしい選手だと感じていた。当時、彼は右のウイングだったと思う。彼はセルティックのベストプレーヤーの1人。我々は彼の脅威を常に気にかけなければならない」

 また、スロット監督はフェイエノールトが肩の負傷を抱える古橋を傷つけるようなプレーをすることはないとも語っていた。

「我々は彼(古橋)を傷つけるようなプレーをするチームではない。私のアシスタントコーチの1人であるジョン・デ・ウォルフはプレーヤーの時に試合前のトンネルで相手選手にパンチをしていたと言っていた。でも、VARがある現代のフットボールでそれが現実的だとは思わない。我々はそのような戦術を使うことはなく、できる限り彼を守るようにする。トランジションの場面やセルティックがボールを持っている場面で彼がどれだけ優れているかわかっている。我々のDFには彼の怪我ではなく、彼のクオリティーについて伝えておくよ」

 スロット監督は昨季のスコットランドリーグで得点王とMVPに輝いた古橋を最大限に警戒しており、万全の対策を準備して試合に臨むつもりのようだ。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング