「自らのスタイルを貫く」 なでしこジャパンの快進撃に中国メディア注目「アジア勢にとってヒントになる」
快進撃に中国メディア注目「アジア勢にとってヒントになる」
中国女子代表はオーストラリアとニュージーランドで共催の女子ワールドカップ(W杯)で、グループリーグ1勝2敗で初めて決勝トーナメント進出を逃した。中国メディアは、「日本の戦いはアジア勢にとってヒントになる」と伝えている。
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グループリーグ初戦でデンマークに0-1で敗れた中国は、続くハイチに1-0で勝利。第3戦でイングランドと対戦したが、1-6と大差で屈し、通算8回目のW杯で初めてのグループリーグ敗退となった。
中国のシュイ・チンシャ監督は試合後、「私たちは現状、ヨーロッパとはまだ大きな差がある。選手たちは攻守の切り替え、フィジカル、個人の能力全般を磨かないといけない。ハードワークをして、できるだけ早くこの差を縮めたい」と語っていた。
中国サッカー専門誌「足球報」は、アジアサッカー連盟(AFC)加盟国では開催国オーストラリアと日本だけがグループリーグを突破した点に着目している。
「ヨーロッパ勢の台頭、ダークホースの躍進(アフリカ勢やジャマイカ)、それに対してアジア勢はどう戦うか」の3つのポイントを挙げ、そのうえで、「自らのスタイルを貫いて勝ち上がった日本のパフォーマンスに注目したい。優勝争いのハードルは高いが、日本の戦いはアジア勢にとってヒントになる」と言及した。
グループリーグを首位通過した日本は、8月5日の決勝トーナメント1回戦でノルウェーに3-1で勝利してベスト8進出を決めており、さらにアジア勢の指標となりそうだ。