三笘薫は「天才ウイング」 対戦国メディアが日本人アタッカーを特集「いかにしてエリートへと上り詰めたのか?」
「三笘薫とは何者だ?」と大きく取り上げる
日本代表MF三笘薫(ブライトン)は、6月20日のキリンチャレンジカップ・ペルー戦にスタメン出場し1ゴール1アシストの活躍を披露した。対戦国メディアも三笘の存在に再注目。これまでの経歴にも触れている。
15日のエルサルバドル代表戦(6-1)に続き、ペルー戦でもスタメン出場した三笘。1点を先取した展開で、前半37分にカットインから放った一打が相手に当たりディフレクションしてネットを揺らす。貴重な追加点を奪うと、後半にはMF伊東純也(スタッド・ランス)のゴールをお膳立て。1ゴール1アシストをマークし、ファン・サポーターが選ぶペルー戦のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選出された。
この活躍を受け、ペルーメディア「La República」は「三笘薫とは何者だ?」と見出しを取り特集。「この試合の主役の1人であった天才ウイング」と日本のアタッカーを取り上げ、「ピッチ上での素晴らしいパフォーマンスでペルー人の注目を集めた」と評した。
そのうえで「三笘はいかにして世界のサッカー界のエリートへと上り詰めたのだろうか?」と議題を挙げ、これまでの経歴をなぞって紹介している。
「少年時代からサッカーの才能と実力は折り紙付きだった。筑波大学を卒業することを優先し、J1リーグでのプロデビューは2020年。20シーズンのベストイレブンに選出された日本サッカーでの目覚ましい活躍により、瞬く間にヨーロッパのチームから注目されるようになった。21年8月、プレミアリーグのブライトンが彼を獲得した」
その後、ベルギー1部ユニオン・サン=ジロワーズで1年研鑽を積み、22年よりプレミアに本格的に挑戦。「最初の数試合は代役として出場したが、先発の座を確立するのに時間はかからなかった。23年までに、彼はプレミアリーグのサプライズパッケージの1人となった」と輝かしいステップアップに、再度脚光を当てていた。
南米の強敵を圧倒した森保ジャパン。なかでもプレミアで輝かしい功績を残してきた三笘のプレーには、改めて対戦国も驚いていたようだ。