アンバサダーを務めるマセラティの「MC20」をベースに作成

　元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏は、イタリアの高級車メーカー「Maserati（マセラティ）」と共同で、スポーツカー「MC20」をベースにデザインした「Fuoriserie Essentials collection（フォーリセリエ・エッセンシャル・コレクション）」を自身の公式SNSで公表した。

　現在48歳のベッカム氏は、現役時代に名立たる欧州の名門クラブでプレー。引退後はアメリカのMLS（メジャーリーグサッカー）インテル・マイアミのオーナーを務めるなど、第2のサッカー人生を歩んでいる。

　2021年4月よりマセラティのグローバルブランドアンバサダーを務めるベッカム氏。今年6月15日、高級スポーツカーの「マセラティ・MC20」（約2,650万円相当）をベースとし、共同でデザインした「フォーリセリエ・エッセンシャル・コレクション」をマセラティ公式が発表した。

　濃いグリーンのボディを持つ新作の室内はタンレザーで仕上げられ、コラボレーションを記念した専用メタルプレートも施されているという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」でもこの一台を取り上げ、「『Fuoriserie（フォーリセリエ）』とはイタリア語で「オーダーメイド」を意味し、ユニークな体験を提供するためにデザインされている」と紹介した。

　この洗礼された一台にSNS上でファンも「美しい」「グリーンは最高です！」「完璧な色」「私の心を掴んだ」「かっこいい」と反響。高級スポーツカーの特別仕様に絶賛の声があがっていた。