古橋亨梧、A代表4点目の一撃にセルティック専門メディア注目 「森保に足りていないものを示した」
昨年9月以来の代表復帰で存在感をアピール
日本代表(FIFAランキング20位)は、6月15日に行われたキリンチャレンジカップでエルサルバドル代表(同75位)に6-0と圧勝した。後半途中から出場したFW古橋亨梧(セルティック)がゴールを決めたことに対し、セルティック専門サイト「67Hail Hail」は、「キョウゴがハジメ・モリヤスに、彼に足りないものを示した」と、報じている。
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2022-23シーズン、古橋はスコットランド1部セルティックの国内3冠に大きく貢献。リーグ戦では27得点を挙げて得点王に輝き、2つのカップ戦では決勝戦でいずれもゴールを決めた。圧倒的な決定力を示した古橋だが、日本代表では昨年9月の欧州遠征以降はメンバーから外れ、スコットランド国内でも古橋を代表に呼ばない森保一監督に疑問の声が挙がっていた。
そうしたなかで、6月シリーズに招集された古橋は、5-0で迎えたエルサルバドル戦の後半20分からピッチに立った古橋は、その8分後に期待されていたゴールを挙げる。ペナルティーエリア内でマークを外すと、右サイドバックで起用されたMF相馬勇紀(カーザ・ピア)からゴール前にクロスが送られる。フリーになった古橋はヘディングでゴールネットを揺らし、代表通算4得点目を挙げた。
記事では、「インターナショナルウィークが来ると、サッカーのファンは関心を失う。だが、オフ期間になれば、すべての目は各国を代表するセルティックの選手たちに向く」と、この試合がスコットランドでも注目されていたことを伝えた。
そして、早い時間帯でエルサルバドルに退場者が出て、日本が数的優位になった試合を振り返り、「キョウゴは見事なヘディングで勝利を締めくくった。キョウゴにとって17試合で4点目となるゴールだが、彼は冷静に受け止めていたのだろうか。セルティックのファンは、28歳がこういうチャンスを面白いように決める様子を、この2シーズンにわたって見てきた」と言及。「彼は小柄なサイズでありながら、チャンスがあれば高く飛ぶことができる。ゴール前であれほど決定的なことができるのだから、ヨーロッパ中のクラブが注目していることは不思議ではない。もしキョウゴが行っていたら、どれだけW杯が違ったものになっていただろう」と、改めてカタールW杯でメンバー外になったことに疑問符を付けた。
今回の6月シリーズには、セルティックから3選手が選出されている。この試合ではMF旗手怜央が先発し、古橋が途中出場したが、カタールW杯に呼ばれていたFW前田大然は出場機会がなかった。「日本はペルーとの対戦が控えている。試合は次の火曜日に予定されており、セルティックトリオが出場し、日本のためにゴールをすることに期待しよう」と、記事は締めくくられている。