古橋亨梧はなぜ驚異的? 元マンUのW杯戦士が才能を評価「正しいポジションに入れる」
元トリニダード・トバゴ代表FWドワイト・ヨーク氏が「感心している」と高評価
スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧はシーズン27得点でリーグ得点王やMVPに輝くなど、欧州移籍後で最高のシーズンを送った。元トリニダード・トバゴ代表FWドワイト・ヨーク氏も「感心している」と、高く評価している。スコットランドメディア「Glasgow Live」が伝えた。
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2021年にJ1ヴィッセル神戸からセルティックに加入した古橋は、類まれな得点センスで瞬く間にエースへ成長。スコットランド移籍2年目の今季はシーズン序盤からハイペースでゴールを量産し、リーグ戦では27点を奪い得点王に輝くなど、チームの国内2冠獲得に大きく貢献してみせた。その活躍ぶりからスコティッシュ・プレミアシップとスコットランドプロサッカー選手協会(SPFA)の年間MVP、セルティックのファンが選ぶクラブの最優秀選手賞も受賞している。
マンチェスター・ユナイテッドやアストン・ビラなどプレミアリーグで長年プレーし、2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)にも出場した元トリニダード・トバゴ代表FWヨーク氏は「Glasgow Live」のインタビューで、「彼には感心している。動きが素晴らしい。正しいポジションに入れるからゴールが決められる」と、同じ点取り屋として古橋を称えた。
「彼は驚異的だ。より多くのゴールを決めれば、自分のやっていることやそのアプローチに対して自信を持てる。称賛、リスペクトに値する。体格は少し小柄だが、動きがいい。それはストライカーとしてプラスだ。9番になるにはいい動き方が必要になるが、彼はそれをとても上手くやっている」
古橋は今季の活躍もあって、プレミアリーグへのステップアップ移籍も噂される古橋。ただ、ヨーク氏はプレミアリーグでの成功に関する発言には慎重な姿勢を見せている。
「ただ、スコットランドからプレミアリーグに来て、ある程度のレベルまで上がってきた選手はそれほど多くはなかった。彼がそのレベルに達しているのかどうか、実際に見るまでは予測するのは難しい。なぜなら、スコットランドのレベルが不確実だからだ。古橋はゴールを決めることで印象を与え続けているし、動きは素晴らしい。プレミアに入ったらどうなるのか、興味深い」
果たして、古橋がプレミアリーグの舞台に立つことは近い将来あるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)