浦和スコルジャ監督、ストライカー2人のゴール&勝利に満足 「非常に良かった」

浦和のマチェイ・スコルジャ監督【写真:Getty Images】
浦和のマチェイ・スコルジャ監督【写真:Getty Images】

京都とのアウェー戦で2-0勝利、後半に興梠とカンテが得点

浦和レッズは5月27日のJ1第15節で京都サンガF.C.に2-0の勝利を収めた。マチェイ・スコルジャ監督は試合後に「ストライカーが点を取れたのは非常に良かった」と、FW興梠慎三とFWホセ・カンテのゴールによる勝利を喜んだ。

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 浦和はルヴァン杯の川崎フロンターレ戦から中2日のゲームで、スタメンを完全に入れ替えた。しかし、スコルジャ監督が「京都のハイプレスは本日、非常に強かったと思う。そしてそれが、90分間続いた。そのため、ビルドアップで苦しんだ。色々な形のビルドアップを用意したが、そのどれもが上手くいかなかった」と話したように、京都の長所であるプレスを真っ向から受ける形になった。DFアレクサンダー・ショルツもまた「強度も高く、相手は背後にロングボールを蹴ってきた。プレッシャーも激しく、難しいゲームになった」と振り返った。

 それでも何とか失点せずにゲームを進めると、後半7分にハーフタイム明けに投入したMFダヴィド・モーベルグが直接狙ったフリーキックのこぼれ球を自ら拾ってクロスを上げると、ファーサイドの興梠が頭で押し込んだ。その後、指揮官は「チャレンジの場面が多く強度の高い試合でイエローカードを受けた選手が2人いたので、そこに交代を使った」と話すなど、興梠からカンテへの交代だけでなくMF岩尾憲とDF荻原拓也も下げる交代で穴を埋め、リスクを避けた。

 そして後半終了間際に、モーベルグが短くつないだフリーキックからMF伊藤敦樹がミドルを狙うと、こぼれ球にカンテが詰めて追加点。これまで最終ラインの選手によるゴールが多かっただけに、スコルジャ監督は「ストライカーが点を取れたのは非常に良かったと思う」と喜びの言葉を残した。

 浦和はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝が入ったために周囲より2試合消化が少なく、次の水曜日になる5月31日にも日程変更されていたサンフレッチェ広島戦が入る。それでもスコルジャ監督は「タフな試合がまた待っている。非常に厳しいシーズンだが、私はチームスピリットを感じられているので前向きに捉えている」と、チームの現状に自信も見せていた。

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