中国で大失敗の“55億円ストライカー” FW補強を狙うナポリが獲得に興味

広州恒大で9試合4ゴールと不発のFWマルティネス 今夏にも欧州復帰を画策

 イタリア・セリエAの強豪ナポリは、今季加入して9試合7ゴールと結果を残していたポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクが長期離脱した影響で前線の補強を図ろうとしている。そこでリストアップされている1人が、今年に中国の広州恒大に移籍して大失敗に終わった元コロンビア代表FWジャクソン・マルティネスだという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。

 マルティネスは約1年前になる冬の移籍市場で、移籍金4200万ユーロ、当時のレートで約55億円という巨額の移籍金で広州恒大へ移籍した。チームは今季のリーグ戦で優勝したものの、マルティネスは期待に応えられたとは言い難い。

 自身は5月から9月のゲームをほぼ欠場しており、29節を終えて9試合出場4ゴール(27日時点)。浦和レッズなどと対戦したAFCチャンピオンズリーグでも不発に終わり、グループステージ敗退の一因になった。

 すでに夏の移籍市場の段階でヨーロッパ復帰を画策していたマルティネスだが、結局、実現しなかった。しかし、ストライカーの故障に見舞われたナポリがマルティネスをリストアップし、獲得に興味を示しているという。

 

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