レアルの「ポスト・ジダン」探しが水面下で進行中 ドルトムントCEO、トゥヘル監督も候補と明かす

クロップの影を払拭したトゥヘル監督の手腕を評価 レアルが招聘に興味を示す

 現在リーガ・エスパニョーラで首位に立つレアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督だが、水面下では”ポスト・ジダン”探しが始まっているようだ。ドイツのテレビ局「ZDF」によると、ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督に興味を示していると伝えている。

 昨季からドルトムントを率いるトゥヘル監督は、様々な布陣を試しながら、日本代表MF香川真司も巻き込まれるほどの激しいチーム内競争によってチームを活性化し、前任者ユルゲン・クロップ(現リバプール監督)の影を払拭した。その手腕を世界最高峰のクラブであるレアルも評価し、ポスト・ジダンとして興味を示しているという。

 それを明かしたのは、ドルトムントの最高経営責任者を務めるハンス・ヨアヒム・ヴァッケ氏だった。ヴァッケ氏は現地時間22日の番組に出演した際、このように話した。

 「私はレアル・マドリードが彼のことを追跡していると考えている。我々はレアルと良好な関係を構築しており、それと同時に彼を狙っている。シーズン後、レアルは彼がファーストチームの監督になるよう模索している」と語った。

 

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