レアルの「ポスト・ジダン」探しが水面下で進行中 ドルトムントCEO、トゥヘル監督も候補と明かす

「20年以内にはレアルに行くことができる」

 また、現在43歳であるトゥヘル監督の年齢に触れて、「トーマスはとても若い。28、29歳の選手とは違う。例えば、この20年以内にはレアルに行くことができるだろう」と、冗談めかしながらもその手腕を認めている。

 得点源であるガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンについて、ヴァッケ氏はレアル移籍を拒否したものの、トゥヘル監督は「マドリードがオーバメヤンを欲しい場合、我々は話し合う機会があるだろう」と売却も視野に入れた発言をしたと、スペイン紙「AS」が報じている。

 レアルが触手を伸ばすなか、ドルトムントは若き指揮官をクラブに引き留めることができるのか。ジダン監督の去就にも関わるだけに、ドイツとスペインを巻き込んでさらなる風雲急を告げるかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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