久保はソシエダで「傑出している」と現地絶賛 英プレミアMFとの共通項に脚光
ソシエダ加入後にブレイク、境遇似通うウーデゴールと重ね合わせて称賛
日本代表MF久保建英は今季レアル・ソシエダに完全移籍加入し、チームの中心選手として活躍している。スペイン紙「マルカ」は「もう1人のウーデゴール」と21歳のブレイクを特集している。
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今季の久保はリーガで19試合に出場(うち先発17試合)し、キャリアハイに並ぶ4得点をマーク。現地時間2月18日に行われたラ・リーガ第22節セルタ戦(1-1)ではMFミケル・オヤルサバルのゴールをお膳立てし、今季3つ目のアシストも記録した。勝利こそ逃したが、3試合連続のマン・オブ・ザ・マッチに輝くなどその活躍は際立っている。
「マルカ」紙は久保について「この日本人はかつてレアル・ソシエダで過ごし、今はロンドンで輝くマルティン・ウーデゴール(アーセナル)と同じように居場所を見つけた」と伝えている。
2人はレアル・マドリードでは出番が得られず、ローン移籍を繰り返すという境遇が似通っているが、ソシエダでブレイクのきっかけを掴んだ点でも共通していることから「24歳のウーデゴールはプレミアリーグを支配する選手の1人。21歳の久保はスペインのU-23の選手の中で最も傑出している1人であり、ラ・リーガで3位のチームのキープレーヤー」と2人の名前を並べて絶賛している。
久保自身もソシエダに加入した今季を「ベストシーズン」と語るなど大きな手応えを掴んでいる様子だ。今季は得点に絡むだけでなく運動量豊富に守備で貢献する姿も目立っていることから「レアル・ソシエダではトータルフットボーラーとしての地位を確立している」とも評価されている。
新天地で選手として大きな進化を遂げている久保。スペインメディアで“古巣”のレアルとバルセロナ復帰説が浮上するほどに目を離せない存在となっているレフティーは、ウーデゴールのようにスターダムへの階段を駆け上がることなるのだろうか。