久保建英は「人生で最高の瞬間にいる」 バルサ下部組織時代の“同期”との明暗に現地紙注目

ソシエダの日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】
ソシエダの日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】

アンス・ファティ、エリック・ガルシアと対照的に充実したシーズンを過ごす

 スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、今季移籍した新天地でリーグ戦18試合に出場して4得点4アシストを記録している。充実の時を過ごす日本人アタッカーを、スペイン紙「Estadio Deportivo」は「久保はスポーツ人生で最高の瞬間にいる」と伝えた。

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 久保は現地時間2月13日に行われたラ・リーガ第21節エスパニョール戦(3-2)で先制ゴールを含む2得点に絡む活躍を披露。元スペイン代表MFダビド・シルバらが欠場した試合で存在感を示した。

「Estadio Deportivo」紙は、「久保はスポーツ人生で最高の瞬間にいる」と日本人レフティーにフォーカス。「久保はレアル・ソシエダでとても重要な選手となり、ラ・リーガの象徴の1人となっている。彼の貢献なしで、チームの素晴らしいシーズンはあり得ない」と、リーグ3位(13勝3分5敗)につけるチームの原動力になっていると評価した。

 また、同じ時期にFCバルセロナの下部組織に所属していた22歳のスペイン代表DFエリック・ガルシア、20歳FWアンス・ファティとの対照的なシーズンにも触れている。

「久保は常に神童と言われていた。だからこそ、FCバルセロナは彼をユースアカデミーに迎え入れたのだ。ラ・マシアでは、エリック・ガルシア、アンス・ファティと同様に優れた選手になることを運命づけられていた。友人2人が今季苦しむなか、久保は21歳にして最高のサッカーを楽しんでいる。2027年6月30日まで契約しているレアル・ソシエダで満喫している」

 ガルシアは左大腿部鼠蹊部の違和感などで11試合の出場にとどまり、ファティも今季ここまで3ゴール止まり。3人の中で久保が最も輝きを放っていることに、現地紙も注目していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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