元ブルガリア代表MFペトロフ氏が日本人選手のクオリティーに言及

　スコットランド1部セルティックでかつて元日本代表MF中村俊輔氏とともにプレーした元ブルガリア代表MFスティリアン・ペトロフ氏が、日本人選手のクオリティーを絶賛している。英メディア「フットボール・スコットランド」が伝えた。

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　現在セルティックには6人の日本人選手が在籍。2021年にFW古橋亨梧が加入したのを皮切りに、22年冬の移籍市場ではFW前田大然、MF旗手怜央、MF井手口陽介（今冬にJ1アビスパ福岡へ期限付き移籍）が一挙に加入。さらに今冬にはDF岩田智輝、DF小林友希も加わった。

　古橋や旗手はすでにチームに欠かせない存在となっており、カタール・ワールドカップ（W杯）での活躍も記憶に新しい前田も、プレミアリーグへの移籍が浮上するなど充実の時をスコットランドで過ごしている。横浜F・マリノス前指揮官のアンジェ・ポステコグルー監督の下で日本からの積極的な補強が続いていることに、クラブのレジェンドであるペトロフ氏も好印象を抱いているようだ。

　ペトロフ氏はベッティングサイト「Grosvenor Sport」に対して、このように語ったという。

「どの監督に聞いてもよりいい選手が欲しいと答えるだろう。だが、それはセルティックにそれだけの金銭的な余裕があるかどうかに左右される。アンジェはほかとは違うマーケットに乗り出して成功を収めている。私は中村俊輔の近くでプレーするという喜びを経験しているから、日本人選手のクオリティーを知っている。ポステコグルーも当然彼らのクオリティーを理解しているし、彼らは改善と成長を続けている」

　現役時代には中村とチームメイトだったペトロフ氏はその経験から日本人選手のポテンシャルの高さに太鼓判を押しつつ、セルティックに来てからもさらにレベルアップしていると絶賛した。さらに、ペトロフ氏は「古橋亨梧、旗手怜央、前田大然の3人の中で旗手が最も成長したと思う」と旗手の飛躍に感銘を受けている様子だった。