仏代表デシャン監督が批判集中のポグバに同情 「毎試合アシストやゴールをする人間ではない」

新天地のユナイテッドでは、ユベントス時代ほどの存在感をピッチ上で示せず

 フランス代表のディディエ・デシャン監督は、今季ユベントスからマンチェスター・ユナイテッドに史上最高額の1億1000万ユーロ(約120億円)で移籍したMFポール・ポグバについて「毎試合アシストやゴールをする人間ではない」と役割を分析。決定機を外すなど批判を集まる現状には「期待値が高すぎる」と同情していた。

 ポグバは今季ユナイテッドに加入し、9月24日のレスター戦で初ゴールを決めているが、1−1のドローに終わったストーク・シティ戦で決定機を外すなど、移籍金に見合う活躍ではないと批判を受けている。

 フランス代表のベースキャンプ、クレーヌフォンテーヌで記者会見に及んだデシャン監督は額に深いシワを寄せながら愛弟子の現状について語った。

「彼は新しいクラブに移ったばかり。トリノでは数年間、特別なシステムでプレーすることに彼は慣れていた。他の選手同様に、彼もチームメートとの連携を深める必要がある」

 2012年からプレーしていたイタリア王者ユベントスで、ポグバは中盤の核として活躍していた。新天地のユナイテッドでは、ユベントス時代ほどの存在感をまだピッチ上で示せていない。

 

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