ソシエダ久保建英、負傷明け後のプレーに賛否 「快適にプレー」「精度を欠いた」…スペイン記者が見た“現在地”

セビージャ本拠地エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスファン【写真:高橋智行】
セビージャ本拠地エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスファン【写真:高橋智行】

国王杯の出場は免除、チームを離脱しW杯に参加する意向

 久保の今季ここまでのラ・リーガ成績は12試合(先発10試合)、849分出場、2得点2アシスト。ELでラウンド16に進出し、ラ・リーガでは3位と絶好調のソシエダはこのあと、13日にワールドカップ(W杯)前最後の公式戦となる国王杯1回戦でスペイン6部のカサレガスと対戦する。

 久保はセビージャ戦後、チームとの間で国王杯を欠場する方向で調整されていることを明かし、「今日で感触を確かめられたのでもういいかなと思っている」と、このままチームを離脱し、W杯に参加する意向を示した。またクラブはこの翌日、正式に早期の代表参加を認めていた。

 スペインメディアの評価は賛否両論だったが、当初出場しない予定だったにもかかわらず、公式戦4試合ぶりに戦列復帰し、あれだけ多くのチャンスを作ったことを考えると、上々の出来だったと言えるだろう。まだ肩の状態は万全ではないが、本番までに完治し、クラブ同様の素晴らしいパフォーマンスをW杯でも発揮できることを期待したい。またスペイン戦で相手選手をよく知る久保がどのようなプレーを見せてくれるのか、楽しみは尽きない。

高橋智行

たかはし・ともゆき/茨城県出身。大学卒業後、映像関連の仕事を経て2006年にスペインへ渡り、サッカーに関する記事執筆や翻訳、スポーツ紙通信員など、スペインリーグを中心としたメディアの仕事に携わっている。

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