レスター撃破の立役者セスクが報道に憤怒 「たわ言を抜かし続ける記者や新聞が黙ることを祈る」

新体制下で久しぶりに出場機会を得たセスク。2得点1アシストと勝利に貢献

 去就問題が浮上しているチェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガスが、20日のリーグカップ、レスター戦で2得点1アシストの活躍を見せて4-2と逆転勝利の立役者になった。チェルシーでの戦力外危機報道をはじめ、ユベントスなどが候補先に挙がる来年1月の移籍問題に注目が集まる現状に、セスクは「たわ言を抜かし続ける記者や新聞が黙ることを祈っている」と怒りを爆発させた。

 日本代表FW岡崎慎司の2ゴールで優位に立ったレスター相手に逆転勝利を収めたチェルシー。歓喜の余韻に沸く敵地キングパワースタジアムで、DFギャリー・ケイヒルとともに英衛星放送局「スカイ・スポーツ」のヒーローインタビーに応じたセスクは、延長までもつれ込んだ120分間の激闘を振り返った。

 「とりあえず先発できて嬉しかったよ」と冗談交じりに切り出したプレーメーカーは「正直いいプレーができた。相手はカウンターが危険なチームだと分かっていた。彼らはそれを証明したが、偉大な個性を自分たちは見せつけた。今季はこのまま示し続けるだろうと思う」と語った。

 今季開幕前からアントニオ・コンテ新監督の下で出場機会を失ったセスクは、リーグ戦で出場機会をなかなか得られていないが、ようやくリーグカップで出場機会を与えられると、昨季リーグ王者撃破の立役者となった。チェルシーからの戦力外と移籍報道が相次ぐ現状に、セスクは怒りを露わにしている。

 

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