清武所属のセビージャも参戦! イタリア“北の3強”が狙うセスク争奪戦が激化
チェルシーで厳しい立場に追い込まれた司令塔が、冬の移籍市場の人気銘柄に
冬の移籍市場に向けてイタリアのユベントス、インテル、ACミランが争奪戦を繰り広げているとされるチェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガスだが、そこに日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャも参戦したという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
チェルシーで今季リーグ3戦に出場しているものの、そのすべてが残り15分を切ってからの途中出場と、セスクは厳しい立場にある。16日のリバプール戦でチェルシーでの公式戦100試合出場を達成し、自身のツイッター上で「リバプール戦でチェルシーの一員として100試合を迎えたことは誇りだ。もう100試合、チェルシーで出場したい」と投稿していたセスクだが、他クラブからは完全にターゲットとされている。
特にイタリア勢で“北の3強”と呼ばれるユベントス、インテル、ミランは、トップ下になり得る選手を欲している。ユベントスは昨夏からのターゲットとして狙っているが、実現してこなかった。そうしたなかで、セビージャがセスク獲得に動き始めたという。
セビージャは清武のほかにも、MFフランコ・バスケスなど2列目の選手が多く所属する状況になっているが、インテルにMFエベル・バネガを放出した穴が埋まっていないとの考えから、セスク獲得への動きをスタートさせたとレポートされている。
チェルシーで満足な出場機会を得られないセスクの去就は、冬の移籍市場で注目の的になりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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