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Jリーグの平均チャンス数は世界何位? PKによる得点数は対象リーグ最少と判明
J1リーグの平均チャンス数は10.49回、J2リーグは9.22回
スイスを拠点とするサッカー関連の調査機関「CIES Football Observatory」が世界各国リーグの1試合あたりの平均チャンス数、得点数、PKによる得点数のスタッツを公開。その結果、日本のJリーグはPKによる得点が世界の中でも最も少ないリーグであることが判明した。
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データはロシアのスポーツ分析会社「Instat」によるもので、2022年1月1日から9月26日までの期間に行われた計74の国内リーグ戦が対象となる。
まず1試合あたりの平均チャンス数ではドイツ1部リーグ(ブンデスリーガ1)がトップで平均12.96回。次いでオランダ2部リーグの12.67回、ノルウェー1部リーグの12.41回と続く。日本からはJ1リーグとJ2リーグが対象となっており、J1リーグは10.49回(38位)、J2リーグは9.22回(65位)。最下位はブラジル2部リーグで8.41回だった。
次に1試合あたりの平均得点数。これはスイス2部リーグが3.38点でトップ。2位は平均チャンス数でも4位(12.21回)と上位だったカタール1部リーグで3.22点。3位もチャンス数上位のノルウェー1部リーグの3.18点となった。そのほか、チャンス数で1位だったブンデスリーガも6位(3.04点)に位置しているように、やはりチャンスの多さと得点数にはある程度の相関性が見られている。この項目の最下位もチャンス数と同じくブラジル2部リーグで1試合平均1.91点だった。J1リーグはルーマニア1部と並ぶ2.49点(51位タイ)、J2リーグはキプロス1部リーグとスペイン2部リーグに並ぶ2.41点(59位タイ)だった。
最後が1試合あたりのPKによる得点数。これはロシア1部リーグが0.41点で1位、スイス2部リーグ(0.40点)、ポーランド2部リーグ(0.38点)と続く。そして、J1リーグとJ2リーグは0.13点で並び、揃って74リーグ中最少となった。イングランドの2部、3部、4部リーグのいずれも0.14で日本の2リーグに次ぐ少ない数字に。なお、イングランドは1部リーグ(プレミアリーグ)も0.19点と低い水準だった。
(FOOTBALL ZONE編集部)