欧州メガクラブの今夏「移籍金収支表」を大公開 衝撃の“爆買い”や意外な堅実経営が明らかに…

スペイン紙が11クラブの金額を集計 支出額1位は“ペップ・シティ”

 欧州主要リーグの夏の移籍マーケットは、現地時間8月31日をもってクローズされた。今夏は超高額移籍が実現するなど移籍金は高騰の一途を辿っているが、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は各国メガクラブの移籍金収支表を公開している。

 今夏の「爆買いナンバーワンクラブ」に輝いたのは、マンチェスター・シティだった。選手獲得で2億1300万ユーロ(約245億円)もの金額を費やし、DFジョン・ストーンズの5560万ユーロ(約64億円)を筆頭に、ジョゼップ・グアルディオラ新監督の望むメンバーを取り揃えた。

 これに続くのはジョゼ・モウリーニョ新監督が就任したマンチェスター・ユナイテッドで、1億8500万ユーロ(約213億円)。この大半はMFポール・ポグバの1億500万ユーロ(約120億円)の移籍金に当たり、FWズラタン・イブラヒモビッチの獲得がパリ・サンジェルマン(PSG)との契約切れに伴う“ゼロ円移籍”になったことが、これ以上の出費を抑える一つの要因になった。

 もっとも、獲得に巨額を投じたマンチェスター勢の収支は大赤字。シティが1億9110万ユーロ(約220億円)、ユナイテッドが1億7850万ユーロ(約205億円)という驚愕のマイナス額を叩き出している。

 

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