30歳で現役引退、ミュージシャンに転向! 元イタリア代表10番がオファーを固辞して人生の決断

オスバルドがキエーボからのオファーを蹴り、自ら引退の道を選ぶ

 元イタリア代表のボカ・ジュニアーズFWパブロ・オスバルドが、今夏の移籍市場でセリエAキエーボからオファーを受けながらも固辞。念願のミュージシャンになるため、30歳の若さで引退の道を選んだことが明らかになった。イタリアテレビ局「メディアセット」が報じている。

 オスバルドのもとには、キエーボからオファーが届いていた。2年250万ユーロ(約2億9000万円)、もしくは単年で150万ユーロ(約1億7000万円)と年俸条件を提示されていたが、最終的に選んだのは別の選択肢。現役から引退し、ミュージシャンとしてのキャリアを過ごすことを決断したと報じられた。

 アルゼンチンのブエノスアイレス州生まれのオスバルドは、イタリアでプロキャリアの多くを過ごした。フィオレンティーナ時代の2007年にイタリア国籍を選び、U-21イタリア代表としてプレー。2011年10月の欧州選手権予選でフル代表デビューを飾った。国際Aマッチでは12試合に出場し、4ゴールの成績を残している。

 高い決定力を誇ったが、それとは裏腹に短気で、ピッチ内外のトラブルも少なくなかった。2011年に移籍したローマでは、現トットナム所属のアルゼンチン代表MFエリク・ラメラが試合中にパスを出さなかったとして憤慨。試合後に殴りつけ、謹慎処分を受けた。

 

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