「目指すはブラジル代表」 本田自らクラブのベンチ要員が招集される日本の現状にダメ出し

日本人選手には海外移籍のススメ

 日本代表FW本田圭佑(ACミラン)は、1日のワールドカップアジア最終予選の初戦となったUAE戦で1-2敗戦後、あらためて日本人選手の海外移籍の必要性を説いた。自身を含む海外所属選手が簡単に代表チームのレギュラーを取れる状況を好ましいものではないと語っている。

 この試合の日本は、前半11分に本田自身のゴールで先制したものの、前半のうちにセットプレーで追いつかれ、後半の立ち上がりに不用意なPKを与えて逆転負けを喫した。本拠地で行われる最終予選初戦を落とすという異常事態について「勝負弱さ」と精神面に求めた本田は、その解決策は日本人選手が積極的に海外移籍にあると指摘。改めて持論を展開している。

「やはりJリーグの選手がもっと海外に出ていくっていう、何度も言ってますけど、必ず必要なアプローチなんだと。これを言うと、いつもJリーグを批判していると言われるんですけど、サッカーの質が違うんでね。別にJリーグの質が悪いってことじゃなくて、全く別の質なんですよね。別の質に慣れるってことをしないと、やっぱり国際大会は別の質と戦うわけなんで」

 今季の本田は所属のミランで右ウイングのポジションをスペイン人FWスソと争っているが、現状では完全なるベンチ要員。リーグ戦で2試合連続の出番なしに終わっている。欧州カレンダーでいえば、今季の公式戦初出場がワールドカップ最終予選という非常に重要度の高いゲームになった。しかし、日本代表に合流すれば不動のレギュラーとして当然のようにスタメンフル出場した。クラブのベンチ要員が代表戦に出てしまう現状が、日本サッカー界の不甲斐なさだともいえる。

「今の状況って海外である程度、試合に出てたら日本代表でレギュラーになれる状況でしょう。今は僕ら含め、海外である程度、レギュラー争いしてる選手であれば、よほどのことがない限りは、コンディションがよほど崩れない限りは、日本代表に選んでもらって、そこで試合に出れると。それだけじゃ足りないっていうことですよね。そこのさらにレギュラー争いが厳しくなって、海外で活躍することがむしろ当たり前くらいになる中で欧州の選手もやらないといけない」

 

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