“ガラスの天才”ウィルシャーは残留争いから出直し! アーセナルからボーンマスへの移籍が決定

1年間の期限付き移籍 ACミラン、ローマら22クラブが争奪戦を展開

 移籍市場の最終盤で争奪戦となっていた“ガラスの天才”の新天地が、ボーンマスに決まった。移籍市場最終日となった現地時間31日、アーセナルに所属していたイングランド代表MFジャック・ウィルシャーが、プレミアリーグ19位ボーンマスに1年間の期限付き移籍をすることが両クラブから発表された。

 名門アーセナルの「背番号10」を背負っていた逸材は、30日にクラブが期限付き移籍を容認する姿勢を示したことで欧州各国クラブによる争奪戦がスタート。移籍市場最終盤の注目銘柄に浮上していた。プレミアリーグだけでもワトフォード、ウェスト・ブロムウィッチ、ボーンマス、クリスタル・パレスが争奪戦に参戦し、国外ではイタリアのACミランやローマ、スペインのバレンシアなど今夏に主力選手を放出した有力クラブなど計22チームが、ウィルシャー争奪戦を展開していると報じられていた。

 10代の頃からイングランドで将来を嘱望されてきたウィルシャーだが、負傷の多さに悩まされて毎年のように離脱を繰り返し、昨季はリーグ戦3試合の出場にとどまった。今夏の欧州選手権ではレスターの優勝を支えたMFダニー・ドリンクウォーターを差し置いて、本大会登録メンバーに選ばれたがインパクトを残せず。ロイ・ホジソン前監督の選手選考には批判も噴出した。

 

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