D・ルイスが2年ぶりの電撃復帰! チェルシーが40億円でPSGから買い戻す

獲得が難航していたCBに実力者を確保

 衝撃の出戻り移籍が移籍市場最終日に成立した。イングランド・プレミアリーグの強豪チェルシーは、パリ・サンジェルマン(PSG)からブラジル代表DFダビド・ルイスの獲得で合意に達したことを発表した。

 チェルシーは2年前に、ルイスをDFとして当時の移籍金史上最高額の5000万ポンド(約67億円)でPSGに放出した経緯があるが、センターバック獲得が難航している状況で復帰を打診して成立に至った。衛星放送局「スカイ・スポーツ」の報道では、オファーには移籍金3000万ポンド(約40億円)にボーナスが含まれるとされている。

 今季からイタリア人のコンテ監督が指揮を執るチェルシーは、センターバック補強に向けて活発な動きを見せていた。ACミランのU-21イタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリ、ナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリとセリエAの若きタレントを狙っていたが、獲得は実現していなかった。

 最終ラインからの正確なフィードと積極果敢な攻撃参加が武器のルイスは現在29歳で、2011年から14年までの3年間にわたってスタンフォード・ブリッジで活躍。公式戦143試合に出場し12得点を記録していた。

 コンテ監督が「我々にとって厳しいメルカートだ。ヨーロッパのカップ戦がない状況では難しい」と嘆くなど、補強面での苦戦が表面化していたチェルシーだが、土壇場で実力者の確保に成功した。昨季の失望からの復活へ向け、心強い最終ラインの補強となりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング