デシャン監督が仏代表MFの古巣移籍に太鼓判 「ユベントスに行ってもうまくやれる」

去就問題の渦中にあるマテュイディ 代表指揮官として早期決着を求める

 フランス代表のディディエ・デシャン監督が去就問題の渦中にあるパリ・サンジェルマンの同代表MFブレーズ・マテュイディについて「今の状況は好ましくない」と、移籍問題の早期決着を求めた。同時に獲得が噂される指揮官の古巣ユベントスに行ったとしても、「うまくやれる」と太鼓判を押している。イタリア衛星放送局「プレミアム・スポーツ」が報じた。

 マテュイディは今夏の移籍市場最終盤で、イタリア王者ユベントスへの移籍が取り沙汰されている。欧州選手権では中盤のレギュラーとして準優勝に大きく貢献したダイナモだけに、ワールドカップ予選が始まる直前の去就問題は代表監督にとって歓迎できない事態になっている。デシャン監督は、移籍先の候補が古巣のユベントスであっても残留を望んでいるようだ。

「まだ彼と直接は話していないが、PSGの会長は彼と契約を残しているから移籍への扉を閉じると話している。実際に、今は以前よりも試合に出る機会が減っている。残留して、依然と同じように試合に出てくれると嬉しい。今の状況は好ましくないね」

 今季のマテュイディは、ウナイ・エメリ新監督が就任して以降スタメンを確保できていない。リーグ3試合はいずれも途中出場で、3試合を合計してのプレータイムは53分間と苦しい状況が続いている。デシャン監督は、その要因が移籍の可能性が残っていることにあると考えているようだ。

 

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