アーセナルが“ガラスの天才”の移籍を容認 期待を裏切り続けた10番をレンタルで放出か

出場機会を求めて期限付き移籍か

 負傷の影響はもちろんあるに違いないが、現時点ではアーセナルで実力的にも定位置を奪うのは難しい状況だ。ウィルシャーの得意とする中盤センターには新加入のスイス代表MFグラニト・ジャカや負傷から復帰したスペイン代表MFサンティ・カソルラをはじめ、フランス人MFフランシス・コクラン、エジプト代表MFモハメド・エルネニーなど戦力が揃う。トップ下もドイツ代表MFメスト・エジルの定位置となっている。

 アーセナルは24歳のレフティーについて、ローンでの移籍を容認しているという。今季は2試合に途中出場しているが、いずれも出場時間は20分程度にとどまっており、指揮官を満足させるほどの印象は残せていない。

 エースナンバー「10」を託されながら、期待を裏切り続けてきたウィルシャー。“ガラスの天才”が復活を遂げるためには、一度アーセナルを離れる時間が必要なのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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