補強進まぬミラン新監督が中国人オーナーに嫌味炸裂!「間違えた住所に小切手を…」

ナポリ戦敗戦後の会見で苦しい財政状況にチクリ

 ACミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督がクラブを買収した中国人オーナーに対する絶妙な嫌味を爆発させた。

 退場者を二人出す展開で2−4で敗れたナポリでの一戦後、モンテッラ監督は今夏の移籍市場でいまだに苦しい財政事情を嘆いた。

「我々は経済的に制限があることを理解している。今日新聞の見出しを見たんだけど、もしかしたら中国人のオーナーは間違った住所に小切手を送ってしまったのかもしれないね」

 地元テレビ局「メディアセット」のインタビューで指揮官はこう語った。ライバルのインテルもミラン同様、中国人オーナーに身売りされたが、補強状況は180度異なる。リオデジャネイロ五輪で3得点を決めたブラジル代表FWガビゴルこと、ガブリエル・バルボサとスポルティングからポルトガル代表MFジョアン・マリオを獲得し、2人に移籍金7200万ユーロを費やした。

 その一方で、売却手続きが完了しない状況からミランの中国人オーナーは強化部に補強資金の制限を言い渡していると、地元メディアは報じている。その影響で例年同様の移籍金格安の訳あり補強路線を突っ走るミランの現状について、若き戦略家はインテルの状況を見れば、嫌味の一つを飛ばしたくなったのかもしれない。

 

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