マンU栄光の背番号「7」が5年連続で変更危機… 不発のデパイを移籍金35億円で放出方針固める

英紙報道 現在ただいまオファー待ち

 マンチェスター・ユナイテッドはクラブ栄光の背番号「7」を背負うオランダ代表FWメンフィス・デパイに獲得時と同額の2600万ポンド(約34億6000万円)のオファーが届けば放出する方針を固めた。ルイス・ファン・ハール前監督の愛弟子がわずか1年でオールド・トラッフォードを離れる可能性が浮上している。英紙「テレグラフ」が報じている。

 デパイは昨夏にオランダの強豪PSVからユナイテッドに加入。オランダ代表として14年ブラジル・ワールドカップを共に戦ったファン・ハール前監督の強い要望で加入し、ユナイテッド伝統の背番号「7」を与えられるなど大きな期待を寄せられていた。

 しかし、14-15シーズンのオランダリーグ得点王の肩書きを提げてやってきたデパイだったが、プレアミリーグへの適応に苦しんだ。序盤はレギュラーとしてプレーしたが、次第に出場機会を減らしていき、終盤戦は20歳のフランス代表FWアンソニー・マルシアルや18歳のFWマーカス・ラッシュフォードにも完全に遅れを取った。バックアッパーに降格していた。

 期待通りの活躍もできず、恩師の退任も重なってユナイテッドでの立場は不透明な状況だ。ジョゼ・モウリーニョ監督の下では、ここまで開幕戦のボーンマス戦(3-1)の終了間際に途中出場したのみとなっている。最新のレポートによると、ユナイテッドは未だ正式な打診を受け取っていないものの、獲得時と同額の2600万ポンド(約34億6000万円)級のオファーが届けば放出する方針が固まっているという。

 

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