「僕のメルカートは閉じた」 本田との相性も抜群なミランのエースが残留宣言!

ウェストハム移籍が噂されたバッカが残留を明言

 去就が不透明なままリーグ戦が開幕していたACミランのエース、コロンビア代表FWカルロス・バッカが「僕のメルカート(移籍市場)は閉じた」とチーム残留をハッキリと宣言している。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」のインタビューに応じている。

 バッカは今夏のプレシーズン期間中に、財政状況の厳しいミランが売却を画策していると報じられた。プレミアリーグのウェストハムは、2012年ロンドン五輪のメイン会場だったオリンピックスタジアムを今季から使用するなど飛躍を期すシーズンに、エースとしてバッカに白羽の矢を立て熱心にオファーを送っていたが、クラブ間での合意後も選手サイドが移籍に難色を示したとされていた。しかし、バッカはそうした経緯のなかで、ミランが積極的にバッカを売却しようとした事実はないと話している。

「ウェストハムはすでにビッグクラブだ。だけど、僕はミランに残ることを決めたんだ。家族も一緒に決断したことだね。ガリアーニ(ミランの強化責任者)は僕に対して『誰もが君の残留を望んでいる』と話してくれたんだ。僕のメルカートは閉じた。ミランにとって売却できない選手になれたことをうれしく思うし、それならば残留すべきだよね。僕の残留を望んでくれたサポーターには、安心してくれと伝えたい」

 エースは、ミランのアドリアーノ・ガリアーニCEOから残留をハッキリと要請されたと語っている。そして、エースの残留は今季から指揮を執るヴィンチェンツォ・モンテッラ監督にとっても朗報のはずだが、バッカ自身もモンテッラ監督の就任を歓迎しているという。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング