チェルシー監督が移籍金高騰のマーケットに苦言 「“並の選手”に72億円を要求されても…」

法外な移籍金の要求に不満を募らせるコンテ監督

 チェルシーのアントニオ・コンテ監督が、選手の移籍金が高騰を続ける近年のマーケットの状況に苦言を呈している。「“並の選手”に5500万ポンド(約72億円)を要求されるようでは難しい」と苦悩を語った。英紙「デイリー・テレグラフ」が報じている。

 チェルシーはここまでレスター・シティからフランス代表MFエンゴロ・カンテ、マルセイユからベルギー代表FWミシー・バチュアイの獲得を早々に決めた一方、コンテ監督が熱望していたローマのベルギー代表MFラジャ・ナインゴランは残留が濃厚となるなど苦戦も強いられている。

 その他にもエバートンのベルギー代表FWロメル・ルカクや、ナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリの獲得が噂されているが、ネックとなるのは高額の移籍金だ。コンテ監督は高騰を続ける選手の移籍金に苦言。選手の実力に見合わない法外な金額を要求されることに不満を募らせている。

「選手を買うことがとても難しい。なぜなら“並”のレベルの選手でも5500万ポンドを要求されるからだ。こんな金額や条件を提示されては、移籍マーケットに参入するのは困難だ」

 

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