「まだまだ成長すべき余地がある」 U21日本代表・大岩監督、U23アジア杯からパリ五輪へ―3位フィニッシュの収穫は?「最低限の結果」

U-21日本代表を率いる大岩剛監督【写真:(C) JFA】
U-21日本代表を率いる大岩剛監督【写真:(C) JFA】

U23アジアカップでU21日本代表はオーストラリアに勝利して3位で終わった

 U-21日本代表は今月、ウズベキスタンで開催されたU-23アジアカップに参加して3位の成績を残した。アジアサッカー連盟(AFC)公式ホームページは、日本チームを率いた大岩剛監督のインタビューを掲載し、「選手たちにはまだまだ成長すべき余地がある」とコメントしている。

 2024年パリ五輪を目指す世代で参加した日本は、グループステージを2勝1分でサウジアラビアと並んだが得失点差でD組2位通過となった。準々決勝で激突したC組首位の韓国は2歳上の世代であるうえに「黄金世代」とも呼ばれる相手だったが、清水エスパルスのFW鈴木唯人の活躍もあり3-0の快勝を果たした。

 しかし、準決勝の地元ウズベキスタン戦ではキレのないプレーが目立ってしまい敗戦。決勝進出を逃した3位決定戦ではオーストラリアに勝利して、アジア3位の結果を残した。大会中にチーム内から新型コロナウイルスに陽性反応を示した選手、スタッフが出るなどアクシデントも多かったが、大岩監督は経験と結果について言葉を残している。

「準決勝での敗戦は失望だったが、選手たちには巻き返すべきと伝えた。(3位決定戦で)良いモチベーションと反応を見せてくれた。しかしながら、目標が達成できなかった優勝だった以上、最低限の結果だった。私たちはここに、経験のためではなく結果を残すために来た。だから結果を見た時には失望になる。しかし、私たちの最終目標は五輪であるので、大会を通して取り組んできたのはスタイルを固めてコンセプトを浸透させること。この側面では良い仕事ができたと思う」

 また、大岩監督はこの若いチームを構成した選手たちが、さらに個々で成長していく必要があることも語っている。

「この大会で6試合でき、コンセプトを共有していく価値ある機会を得たが、同時に選手たちにはまだまだ成長すべき余地があると感じた。サッカーにおいて、攻撃だけでなく守備の局面もセットプレーもある。だから、この大会に参加したことは私にチームを評価する機会を与えてくれたし、次の大会に向けて彼らを成長させていくのを楽しみにしている」

 この世代が次にアジアの舞台で戦うのは、まさにパリ五輪に向けたアジア予選になる。Jリーグでレギュラー級のプレーをしている選手たちに加え、大学生やこれから成長してく選手たちもいる。この経験がチームをどう成長させていくのか、2012年ロンドン五輪と昨年の東京五輪が4位だったように、届きそうでなかなか届いていない五輪でのメダル獲得を目指す世代の成長が注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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