浦和、“主力組”で国内10試合ぶり勝利! 天皇杯3回戦は大槻元監督率いる群馬と対戦へ

勝利した浦和【写真:高橋 学】
勝利した浦和【写真:高橋 学】

天皇杯2回戦でDF明本が強烈なミドルを決めて1-0で逃げ切る

 浦和レッズは6月1日の天皇杯2回戦でJ3の福島ユナイテッドを1-0で下し、国内の公式戦で10試合ぶりの勝利を収めた。

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 浦和は前日にリカルド・ロドリゲス監督が記者会見でベストメンバー起用を宣言していた通り、リーグ戦などで出場機会の多い主力がずらりと並んだ。福島はJ3のリーグ戦10試合で3失点の堅守を持ち味に、浦和の攻撃を受け止めた。

 立ち上がりから浦和がビルドアップの部分ではかなり優位に立って敵陣にボールを運んだものの、リーグ戦の直近9試合は8分1敗と勝利がないことが示すアタッキングサードで崩しきれない課題が継続した。その中ではDF明本考浩のアーリークロスなど、目先を変える攻撃はあったものの0-0のまま前半を終えた。

 後半から浦和はMF平野佑一からMF岩尾憲に交代し、センターバックの左右を入れ替えるなど微調整を施すと後半2分、右サイドでサイドチェンジを受けたMFダヴィド・モーベルグが、MF伊藤敦樹、FW江坂任と連続してワンツーにより中央に進出。そこからパスを受けた明本が強烈なミドルを決めて1-0の先制点を奪った。

 その後も浦和は攻撃的に試合を進め、MFアレックス・シャルクがGKと1対1になるチャンスを迎えるも決めきれず。コーナーキックから放った江坂のヘディングシュートもGK正面と決定力に課題は残したものの、試合は1-0で終了した。

 これで浦和はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のタイ遠征を除く国内での公式戦では3月19日のジュビロ磐田戦(3-1)以来、約2か月半ぶり、10試合ぶりの勝利になった。

 6月22日の3回戦では、浦和で分析担当やユース監督、トップチームの監督も歴任した大槻毅監督が率いるザスパクサツ群馬との対戦が決まった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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