悪童バロテッリ獲得にキエーボが名乗り! 本人は移籍に前向きも年俸7億円がネックに

キエーボ会長が獲得希望を明かしたと地元紙報じる

 新シーズンのプレー先が不透明になっている元イタリア代表FWマリオ・バロテッリに、新たな移籍先候補が浮上している。昨季セリエAで9位のキエーボへの移籍にバロテッリ自身が前向きだと、本拠地ベローナの地元紙「コリエレ・ディ・ベローナ」が報じている。

 キエーボのルカ・カンベッリ会長は「夢は見るだけなら無料だ」というコメントとともに、バロテッリ獲得を望んでいることを明らかにしている。「経済面ではビッグクラブとは競争できない」と語りつつも、“悪童”をチームに迎え入れたい意向を表明していた。

 バロテッリは、一昨季に現在保有権を持つリバプールに加入しながら、リーグ戦でわずか1ゴールという大不振に終わった。昨季はACミランにレンタル料が無料、年俸の半分近くをリバプールが負担するという異例の条件で期限付き移籍したが、ここでもリーグ戦1ゴールと不振に終わった。結局、ミランは買取オプションを行使せず、リバプールもユルゲン・クロップ監督から戦力外と見なされている。

 現在はオランダの名門アヤックスが新天地候補の一つに挙がっているが、UEFAチャンピオンズリーグのプレーオフ、ロストフ(ロシア)戦を控える状況で交渉は完全にストップしていると、イタリアメディアでは報じられていた。

 

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