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「クレイジーな試合」 後半ATにレッドカードで4人退場、珍事に騒然「一体何が起きたんだ?」
米MLS、カンザスシティ対ラピッズの一戦で起きた出来事に注目
現地時間5月19日に行われた米メジャーリーグサッカー(MLS)のスポルティング・カンザスシティ対コロラド・ラピッズ戦(2-1)で、後半アディショナルタイム(AT)に4選手が退場する珍事が発生して話題を呼んでいる。
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発端となったのは、カンザスシティが2-1とリードして迎えた後半アディショナルタイム1分のプレーだった。劣勢のラピッズのDFオーストン・トラスティーが激しいタックルを見せてイエローカードを受け、これが2枚目となりレッドカードを提示されて退場処分を受ける。
さらに同6分の別シーンでは、素早くリスタートしようとしたラピッズFWニコラス・メスキダに対して、カンザスシティFWダニエル・サロイが足ごと狩るような危険キックを披露する。味方が蹴られて怒りを露わにしたDFルーカス・エステヴェス・ソウザが猛然と駆け寄り、サロイを背後から激しく突き飛ばしてピッチに倒れ込むと、両軍の選手が集まって一触即発の騒動が巻き起こった。
主審は、突き飛ばしたソウザに加え、騒動のなかでカンザスシティDFアンドレウ・フォンタスにレッドカードを提示。さらにビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入とオンフィールドレビューにより、相手を蹴ったサロイにも時間差でレッドカードが提示された。
英メディア「スポーツ・バイブル」は「アディショナルタイムに4選手が退場となり、大混乱のうちに終了」と報道。「トラスティーが2枚目のイエローカードを提示され、そこから醜態を晒すことになった」と伝えており、後半アディショナルタイムの騒動に触れている。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」も「後半アディショナルに4枚のレッドカード」と注目。SNSでは「ワイルドな結末」「一体何が起きたんだ?」「クレイジーな試合」「なんてショーだ」など驚きの声が上がっていた。