「能力や努力は信じられない」 リーグ制覇のセルティック、日本人選手4人を現地評価「新風を吹き込んだ」

セルティックの日本人カルテット【写真:ロイター】
セルティックの日本人カルテット【写真:ロイター】

古橋、前田、旗手、井手口は「大きな役割を果たしている」と貢献度を高評価

 スコットランド1部セルティックは、5月11日に行われたリーグ第37節ダンディー・ユナイテッド戦に1-1で引き分け、勝ち点1を上積みして、2シーズンぶり通算52回目となるリーグ優勝を成し遂げた。英メディア「Celts Are Here」は、セルティックに所属する日本人4選手の貢献を報じている。

 2020-21シーズン、宿敵レンジャーズに勝ち点差25の大差を付けられて、10連覇を阻まれたセルティック。開幕前は今季も苦戦が予想されていたが、アンジェ・ポステコグルー監督を招聘したクラブは、夏の移籍市場でヴィッセル神戸からFW古橋亨梧を補強。さらに冬の移籍市場でも、FW前田大然、MF井手口陽介、DF旗手怜央を獲得し、4人の日本人選手が所属することとなった。

 リーグ戦19試合で10得点2アシストを記録している古橋を筆頭に、選手たちはそれぞれに活躍を見せ、チームのリーグ優勝に貢献。古橋について、記事では「4か月を負傷で離脱したが、前半戦の貢献度は信じがたいものだった。古橋亨梧はアンジェ・ポステコグルー監督がチームを束ねようとしている時、セルティックが首位に立つ助けとなった」と、報じている。

 また、「キョウゴをはじめ、日本から来た選手たちは、今シーズン、新たな風を吹き込んだ。彼らのタレントや努力は、信じられないもので、現在のセルティックにおいて大きな役割を果たしている」と、日本人選手たちの貢献を称えている。

 古橋、井手口、旗手はセルティックと長期契約を結んでおり、前田も完全移籍のオプションが行使されることが確実となっている。加入1年目からリーグ優勝に貢献した彼らは、今後、どのような活躍を見せてくれるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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