「好材料が多かった」 セルティック古橋&前田を英絶賛、コンビの“機能性”に注目
古橋が今年初先発を飾り、前田、ジョタとの3トップも機能
スコットランド1部セルティックの日本代表FW古橋亨梧は、現地時間4月24日に行われたスコティッシュ・プレミアシップのセカンドステージ第1節ロス・カウンティ戦(2-0)で2022年初先発を飾った。約4か月ぶりのスタメン復帰を自らゴールで祝ったなか、日本代表FW前田大然、ポルトガル人FWジョタとの3トップに英メディア「The Athletic」が注目している。
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ハムストリングスの負傷で離脱していた古橋は昨年12月26日のセント・ジョンストン戦(3-1)以来となる先発出場。前半12分、MFジョタが右サイドで相手を翻弄し、ゴール前に絶妙なクロスを供給すると、相手に囲まれながらも古橋が高い打点のヘディングシュートを放ち、見事な先制ゴールを叩き込んだ。
後半42分にジョタが追加点を奪い、2-0で勝利したセルティック。この日は中央に古橋、右にジョタ、左に前田という3トップで挑んだが、古橋と前田が前半40分にパス交換からシュートチャンスを作り、直後にはジョタのクロスに、前田がダイアゴナルに飛び込み、古橋はスペースのできたファーサイドへと動くなど、攻撃がスムーズに機能するシーンが多かった。
「The Athletic」は、「セルティックはロス・カウンティ戦の60分間、特にジョタ、前田大然、古橋亨梧のフロント3で独創的な攻撃を披露した」と攻撃陣に着目。「ベンフィカからレンタルの身であるジョタは、来季もセルティックにいるかは分からない。このフロント3は再び揃うことはないかもしれないが、古橋と前田の関係は初の同時スタメンで好材料が多かった」と日本人アタッカーコンビにもフォーカスしている。
記事では、前半43分にゴール前へ2人が入り込み、最後は前田がボレーシュートを放ったシーンにも触れており、「当初懸念されたポジションかぶりはない。古橋は9番(センターフォワード)で、前田は左ウインガー。古橋は快適にプレーし、前田もこの数週間で左サイドを自分のものにした。このペアはうまくリンクしている」と分析している。
前田の移籍以降では初のスタメン共演となったが、現地メディアの目にも機能していると映ったようだ。