中国資本やオイルマネーにレスターが対抗! 太っ腹オーナーの“無制限タイマネー”で大補強プラン浮上

英紙報じる 欧州CLなどの過密日程にタイ人会長が動いた

 プレミアリーグ王者レスター・シティはタイトル死守へ向け、さらなる大型補強を敢行する可能性が浮上した。ヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ会長らタイ人オーナーがクラウディオ・ラニエリ監督に無制限の資金提供を行う準備があると英紙「ザ・サン」が報じた。

 今夏の移籍市場でクラブ歴代最高額となる1600万ポンド(約22億円)でナイジェリア代表FWアーメド・ムサを獲得したのをはじめ、計4選手を補強。さらに1日には、欧州選手権(EURO)ベスト8メンバーで、まだ19歳と若いポーランド代表MFバルトシュ・カプストカ獲得へ750万ポンド(約10億円)で合意。一方で、現時点で主力の流出をフランス代表MFエンゴロ・カンテ(チェルシー)1人に留めるなどまずまずの補強戦略を進めている。

 だが、ラニエリ監督は更なる補強を希望しているという。イタリア人指揮官は残留に向けた最低限のノルマとされる「勝ち点40」を目標に掲げる謙虚な態度を貫いているが、UEFAチャンピオンズリーグにも参戦するなど過密日程を戦う上で、戦力の上積みは必須と考えているようだ。

 サン紙は「クラウディオ・ラニエリがオーナーから白紙の小切手を受け取った。チャンピオンはさらなる夏の補強を目指している」と報じている。指揮官もスリヴァッダナプラバ会長から補強に向けた全面バックアップを受けると明かしている。

「必要であれば。さらに何かが起こるだろう。会長は私が望む選手、私が必要とする選手を買う準備はできている。我々は常に世界で何が怒り、何が重要となるかを見ている。私はハッピーだし、全員がここでハッピーだと思う。みんなここで一緒にいい時間を過ごしている。これは何度も行ってきたことだよ」

 

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