リバプールDFファン・ダイク、“4冠”達成は「ほぼ不可能」と明言 「それには理由がある」
今季リーグカップ王者のリバプールはリーグ、CL、FAカップで優勝の可能性を残す
リバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクはイングランド史上初となる“4冠”達成は「ほぼ不可能」だと感じているという。英公共放送「BBC」がコメントを伝えている。
日本代表FWの南野拓実が所属するイングランド1部リバプールは、今季すでにリーグカップを制覇し、1つ目のタイトルを獲得。残り7試合となったプレミアリーグでは首位マンチェスター・シティと1ポイント差の2位につけ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では準決勝に、FAカップは決勝へ進出しているため、イングランドでは前例のない“4冠”の可能性を残している。
しかし、リバプールの守備の要、ファン・ダイクは4冠達成が不可能に近いものだと考えているという。
「これまで誰もクアドラプル(4冠)を成し遂げられなかった。それには理由がある。それはほぼ不可能なんだ。クアドラプルやトレブル(3冠)の話は全て外野からであって、僕らとっては余計なプレッシャーになる。参加する大会全て勝つのは誰もが夢見ることだが、どうなるかはこれからだ。他のチームも含めて、これから何が起こるかはわからない」
偉業達成への期待は膨らむが、その期待は選手たちにプレッシャーとしてのしかかることになる。ファン・ダイクは冷静に1つ1つの試合に臨む姿勢を示していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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