11選手の総額は807億円! 英メディア選出の「高額移籍金ベストイレブン」

中盤から前は6人中5選手がレアルでプレー

 中盤から前には、さらに豪華なビッグネームがずらりと揃った。特に6人中5選手がレアル・マドリードでのプレー経験を持つ選手(監督)という、世界のスターをかき集めてきた“銀河系軍団”の存在が際立っている。

 ダブルボランチは多少強引な並びではあるものの、現レアルの10番と元フランスの10番によるコンビとなった。14年夏に移籍金6300万ポンド(約88億円)でモナコから加入したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスと、01年に当時の歴代最高額となる4720万ポンド(約66億円)でユベントスからレアルへと移ったジネディーヌ・ジダン氏(現レアル監督)となった。

 さらに、2列目とワントップに入った4選手は、現在のレートでいずれも移籍金が100億円を超える衝撃のカルテットが誕生した。2列目は左からレアル加入時の移籍金が8000万ポンド(約112億円)のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、トップ下に7370万ポンド(約103億円)でバルセロナが獲得したFWネイマール、右サイドは現在のフットボール界で最も高価な選手として知られるウェールズ代表FWギャレス・ベイルで、レアルがトットナムに支払った金額は8530万ポンド(約119億円)に到達した。

 そして最前線は、今夏の移籍市場最高額となる105億円でユベントスへの移籍を決めたイグアインとなった。ジダン監督をはじめ、ベイルやロナウド、ハメスといった選手はレアルへの移籍で高額の移籍金を記録した一方、イグアインはレアルでレギュラーポジションを勝ち取れずに13年にナポリへ移籍。イタリアでその価値をさらに高めた格好となった。

 

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