ミランがバイエルンにPK戦の末に勝利! 本田は途中出場、1人目のキッカーを務め成功

ドイツ王者とのICC初戦は点の取り合いに

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは27日、アメリカのイリノイ州シカゴでインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)のバイエルン・ミュンヘン戦に臨み、3-3のドローで突入したPK戦を5-3で制し、ドイツ王者を下した。本田は後半17分から出場。今季初の実戦で得点には絡まなかったものの、PK戦では1人目のキッカーを務めてきっちりと成功させている。

 ヴィンチェンツォ・モンテッラ新監督に率いられたミランは、事前にイタリアメディアで公開された予想スタメンと同じ11人が起用された。システムは4-3-3で、3トップはFWニアングを頂点に左右のウイングにMFボナベントゥーラとFWスソが入り、本田はベンチスタートとなった。

 ミランは立ち上がり、コンパクトな陣形を保ってテンポの良いパス回しを披露。同23分、最前線で攻撃の起点となっていたFWニアングがバイエルンDFバドシュトゥバーのミスを突いてボールを奪取するとそのまま独走、GKとの1対1も冷静に制してシュートをゴール右へ流し込んだ。

 すると、そこからバイエルンの反撃がスタート。同29分、左サイドのMFアラバからの折り返しをエリア内で受けたFWリベリーがワントラップから素早く右足を振り抜き、ミランGKドンナルンマのニアサイドを破って同点。続く同38分にはミランDFの寄せの甘さを見逃さなかったアラバが、ゴール正面約25メートルの位置から豪快にミドルシュートを決めて勝ち越しに成功した。

 

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