元アーセナルFW、冨安不在の右SB事情に言及 「冨安がいなくなった時、みんな心配していた」
アーセナルで活躍したFWケビン・キャンベル氏、万全なら冨安レギュラーの見解
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋はふくらはぎの負傷で2か月以上の戦線離脱が続いているが、現地時間4月4日のクリスタル・パレス戦での復帰が噂されている。
かつてアーセナルで活躍したイングランド人FWケビン・キャンベル氏は、冨安不在の間に右サイドバック(SB)としてプレーしたポルトガル代表DFセドリック・ソアレスのパフォーマンスを高く評価しつつ、コンディションが万全の状態であれば冨安がレギュラーに戻るとの見解を示している。
英メディア「フットボール・インサイダー」によれば、キャンベル氏は次のように語っていたという。
「セドリックが外されるのに値するか? 彼はよくやっていると私は思うよ。冨安がいなくなった時にはみんなが少し心配していた。我々はどうなってしまうのだろう、とね。そうしたなかでセドリックは代わりになれることを示した。冨安が万全でないなら、セドリックは代役以上の働きをしてくれるだろう。しかし、冨安がフィットしているなら、彼がサイドに戻ってくるだろう」
冨安は昨夏にボローニャからアーセナルに新加入。プレミアリーグ第4節のノリッジ戦(1-0)でデビューすると、そこから15試合連続でスタメン起用されるなどレギュラーポジションを確保していた。
冨安の負傷離脱後はセンターバックのDFベン・ホワイトがコンバートされた試合もあったが、直近7試合はセドリックが出番を手にしている。特に守備面の不足を指摘されることも多かったセドリックだが、このところは安定したパフォーマンスを見せていた。
かねてから冨安を高く評価してきたキャンベル氏はセドリックのクオリティーを認めつつも、ミケル・アルテタ監督のチームにおける右SBのファーストチョイスが冨安から揺らぐことがないと感じているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)