バルサ歴代の「高額放出選手トップ10」 1位はサッカー史に残る衝撃の移籍が…

“怪物”ロナウドとペドロが同額に…

 ロナウジーニョと同じ7位タイの2500万ユーロで13年夏にバイエルンに引き抜かれたのは、“ペップの申し子”ことスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラだ。当時のバルサの中盤はMFシャビ、MFアンドレス・イニエスタが君臨していたため、移籍は賢明な判断だったのかもしれない。

 チアゴと同じくカンテラ出身でクラブに別れを告げたのは、スペイン代表FWペドロ・ロドリゲス。「MSNトリオ」の前に出番が限られ、昨夏にチェルシーへと移籍した際の移籍金は5位タイとなる2700万ユーロ(約31億円)。昨季チェルシーは大苦戦を強いられたこともありバルサ復帰を希望する発言もあったが、古巣が同等以上の移籍金を捻出する可能性は低そうだ。

 5位タイに並んだもう一人は、かつての“怪物”である元ブラジル代表FWロナウド。当時バルサの指揮官を務めたボビー・ロブソン氏が、「私の戦術はロナウドだ」と言い放ったのはあまりに有名な話だが、在籍は1996-97シーズンのみでインテルへと去った。ピチーチ(リーガ得点王)に輝いたロナウドの移籍金は2700万ユーロだった。レートは違えど、ペドロと同じ額というのは少々安く感じるところではある。

 4位にはグアルディオラ監督から冷遇されたコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレが入った。スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツとのアンカー争いに敗れた形となったトゥーレは、10年夏にマンチェスター・シティへ3000万ユーロ(約35億円)で加入した。しかし、今季からシティはグアルディオラ監督が就任。ふたりは再び袂をわかつのだろうか。

 

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