“レアル対マンC”の抗争が移籍市場で勃発! かつての宿敵ペップが銀河系軍団の脅威に…

不動の司令塔と神童の引き抜きにも動く

 そしてグアルディオラ監督は、現在レアルに所属する2選手も獲得ターゲットにしているという。まずは中盤の司令塔としての地位を確立したドイツ代表MFトニ・クロースだ。抜群のゲームメイク能力はシティの中盤に欠けているピースと見ており、6000万ユーロ(約70億円)もの移籍金を用意している。ただ本人はレアル残留を希望しており、移籍実現には高い壁がありそうだ。

 弱冠16歳でレアルと契約し“神童”と言われるノルウェー人FWマーティン・エデゴーに対しても、ペップは興味を示している。エデゴーはトップチームでの練習参加を巡ってジネディーヌ・ジダン監督とフロレンティーノ・ペレス会長の間で確執が噂されているが、グアルディオラ監督はバイエルン時代にも獲得を狙った経緯がある。今も10代のうちに獲得したいとの意向を持っているという。

 かつて宿敵バルセロナを率いて黄金時代を築いたペップによって、思わぬ引き抜きに遭うのか――レアルにとっては厄介な存在であることは間違いない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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