“レアル対マンC”の抗争が移籍市場で勃発! かつての宿敵ペップが銀河系軍団の脅威に…

二人の俊英アタッカー獲得レースも、マンCがリードか

 新シーズンに向けての移籍市場で不気味なほど静かな動きが続いているレアル・マドリードだが、現在の補強ターゲットはマンチェスター・シティの監督に就任したジョゼップ・グアルディオラ監督との争いが勃発していると、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 近年のレアルは、毎年のように各国のスーパーエースを獲得して“銀河系軍団”構築をいそしんできたが、ここ2シーズンで驚きのビッグネーム加入はない。特に今夏は、ここまでスペイン代表FWアルバロ・モラタをユベントスから買い戻したのみということもあって、今後の獲得レース参戦に興味が集まっている。そのなかで目の上のたんこぶとなっているのが、シティの存在だ。

 まずは“ネイマール二世”との呼び声も高い、U-23ブラジル代表FWガブリエル・ジェズスだ。宿敵バルセロナとの獲得レースに競り勝ったかと思われたが、ここに来てシティが来年1月の加入に向けて3200万ユーロ(約37億円)の移籍金を提示。またグアルディオラ監督は、電話で本人と1時間以上も話してラブコールを送るほどの執心ぶりだという。

 また、20歳にしてブンデス強豪のシャルケでレギュラーを張るドイツ代表MFレロイ・サネについても、直接対決の様相を呈している。鋭いドリブル突破とチャンスメーク能力で昨季8得点6アシストを記録したサネについて、クラブは5000万ユーロ(約58億円)の移籍金を設定している。ただ今夏に移籍が決まらないと2017年夏には3400万ユーロ(約40億円)まで落ちるため、資金力に優れるシティへの売却ですでに合意したとも伝えられている。レアルとしては、二人の俊英アタッカーをともに取り逃がす展開だけは避けたいはずだ。

 

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