内田篤人氏、長友の決定機シーン“パス選択”に持論 「頭のなかに残っているんですよね」

日本代表DF長友佑都【写真:高橋 学】
日本代表DF長友佑都【写真:高橋 学】

「DAZN」の生中継で、豪州戦を解説

 森保一監督率いる日本代表は3月24日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第9節でオーストラリアと対戦。スポーツチャンネル「DAZN」の生中継では、元日本代表監督の岡田武史氏、元日本代表MF中村憲剛氏、元日本代表DF内田篤人氏の3人が、試合を解説している。

 両チームが積極的にチャンスを作り合ったなか、前半37分には最終ラインのDF吉田麻也から、左サイドのDF長友佑都にロングボールが通る。最終ラインの裏をうまく取れた長友は、左サイドからエリア内に侵入。自分でもシュートを打てる場面だったが、長友はFW南野拓実へのパスを選択。南野のシュートがクロスバーに嫌われて、決定機を生かせなかった。

 この場面で、中村憲剛氏は「自分で打っても良かったんじゃないですか」と言うと、実況も「ゴールまで遠回りしましたね」と同調した。

 しかし、現役時代に同じサイドバックでプレーしていた内田篤人は、「『打っても良かったかも』と思うじゃないですか」と、外から見ている人の感想に触れ、「あそこにいく2、3個前にマイナスが開いていたなと頭のなかに残っているんですよね。あそこに行ったときに、(その時のイメージが)出ちゃうんですよね」と、サイドバックの難しさを語った。

 そして、イメージを変える難しさについて「DFですからね。サイドバックは。前の選手ほど器用ではないことは理解いただきたい」と、パスを選択した長友に理解を示した。

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