久保建英へのレアル戦“暴行疑惑”、マジョルカ監督が一発レッドを主張 「クボを2度殴った」
久保の頬付近にロドリゴの腕が2度直撃、ガルシア監督が悪質ファウルに言及
マジョルカの日本代表MF久保建英が、ラ・リーガ第28節のレアル・マドリード戦(0-3)で相手のブラジル代表FWロドリゴから受けた悪質ファウル疑惑を巡り、マジョルカのルイス・ガルシア監督が自身の見解に言及。「レアル・マドリードは10人でプレーすべきだった」と、退場処分に値したと主張した。
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保有元となるレアルとの一戦で、久保はスタメン出場すると開始6分、レアル側のコーナーキックが流れ、ルーズボールを巡って敵陣右サイド深くでロドリゴとマッチアップした際、久保の頬付近にロドリゴの腕が2度直撃。久保は思わずピッチに倒れたが、反則は取られず試合はそのまま続行された。
見方によっては悪質とも捉えられるこのシーンが試合後、現地メディア上で議論に発展していたなか、マジョルカのガルシア監督が、エスパニョール戦(現地時間3月20日)前の記者会見で持論を展開。マジョルカDFパブロ・マフェオのレアルFWヴィニシウス・ジュニオールに対する足裏タックルについて「レッドカードであったことは認める」とした一方、久保への被害について「6分から10人でプレーすべきだったのはレアル・マドリードだ。ロドリゴはクボを2度殴った」と、退場処分に値したと主張している。
現地ではヴィニシウスに対するマフェオの残忍タックルがファウルすら取られなかったことにも批判が集中。この状況を受けて、ガルシア監督は「人々はマフェオに対して厳しすぎる」と擁護した流れで、ロドリゴの久保に対する“暴行疑惑”にも矛先を向けた形となり、スペイン紙「AS」も「マジョルカのルイス・ガルシア監督がレアル戦の『マフェオの犯罪化』を批判し、ロドリゴが久保への暴行で退場処分を受けるべきだったと主張」と注目していた。