「3年間機能しなかった」バイエルン会長、ドルトムント復帰交渉中の天才ゲッツェをバッサリ

ルンメニゲ会長が移籍交渉の事実を初めて認める

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントがバイエルンのドイツ代表FWマリオ・ゲッツェの獲得を秒読み段階に突入している。ドイツTV局「SPORT1」のインタビューに、バイエルン・ミュンヘンのカール・ハインツ・ルンメニゲ会長が応じ、クラブ間交渉を進めていることを初めて認めた。

「交渉は完了したとは言えないが、ボルシア・ドルトムントと代理人とは交渉を続けていることは認める。まだ完了はしてない。ドルトムントと彼の代理人と話をしていることは事実だが、まだすべてが決着したわけではない。クラブ間で移籍金が合意する必要がある」

 ルンメニゲ会長はこう語った。2013年にドルトムントから宿敵バイエルンに移籍し、サポーターから「裏切り者」と呼ばれている天才ゲッツェは古巣復帰に秒読み段階に突入している様子だ。

 バイエルンの要求額とドルトムントの提示額にまだ開きがあることを認めた。先日、ドイツ紙ではドルトムントが2300万ユーロ(約27億円)を提示したものの、バイエルンは2700万ユーロ(約31億円)を要求していると報じていた。その差は、依然として存在するようだ。

 しかし、ルンメニゲ会長はゲッツェ放出とドルトムント復帰を既定路線と語っている。

 

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